「社労士は仕事がない」「将来性がない」「稼げない」・・・
そんなネガティブなキーワードを見かけることがありますが、本当にそうでしょうか?
私は 異業種・契約社員から社会保険労務士資格を取得し、転職 しました。
その結果、年収が200万円以上アップ !
現役社労士として業務を行っていますが、 需要は今後ますます高まる と実感しています。
そこでこの記事では、
社労士の将来性と需要
について、現役視点で詳しく解説します!
社会保険労務士のリアル年収
私の知り合いには、企業や社労士事務所に勤務する社労士や、独立開業している社労士が多数います。
年収は 100万円から1,000万円超 までと、さまざまです。
社労士のリアルな年収について、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(2019年)」を基に、実際の賃金水準を詳しくご紹介します。
- 平均年齢:50.0歳
- 勤続年数:15.0年
- 所定内労働時間:163.0時間
- 超過労働時間:5.0時間
- 給与月額:410,900円
- 年間賞与:1,625,500円
- 月給(410,900円)×12ヶ月 = 4,930,800円
- 年間賞与(1,625,500円)を加算すると、約655万円(税引き前)
働き方と年収
社労士の働き方には主に3つのスタイルがあり、どの働き方を選ぶかによって収入や働き方の自由度が大きく異なります。
社労士としてのキャリアは、社労士事務所などで働く「事務所勤務社労士」、企業に勤務する「勤務社労士」、独立して自分の事務所を構える「開業社労士」 の3つに大きく分けられます。
それぞれの働き方にはメリット・デメリットがあり、経験を積みながら将来的な独立を目指せる事務所勤務型、安定した収入を得やすいが自由度が低い勤務社労士、収入に上限はないが営業力が求められる開業社労士 など、特徴が異なります。
の働き方を選ぶかによって収入の幅も大きく変わるため、自分のライフスタイルやキャリアプランに合った選択が重要です。
それぞれの働き方の特徴や収入の違いについて、以下で詳しくご紹介します。
事務所勤務社労士
開業社労士のもとで働く雇われ社労士です。
社労士事務所は 個人経営~大規模法人 まで幅広く、年収にも差があります。
勤務先 | 年収の目安 |
---|---|
小規模事務所(数名規模) | 260万~500万円 |
大規模社労士法人(数十名規模) | 360万~1,000万円 |
ポイント
小さな事務所は年収が低めだが、実務経験を積める
大規模な社労士法人ではクライアントも多く、年収は高め
勤務社労士
一般企業で 人事・労務部門 として働くスタイルです。
勤務先 | 年収の目安 |
---|---|
一般的な人事・総務職 | 360万~500万円 |
マネジメント職 | 500万円以上 |
マネジメント職に昇進すれば年収は大幅アップ
開業社労士
自ら社労士事務所を開業するスタイルです。
勤務スタイル | 年収の目安 |
---|---|
開業1年目 | 100万~300万円 |
経営が軌道に乗ると | 500万~1,000万円超 |
努力次第で 大きく稼げる 夢のある働き方
社労士の将来性|今後の需要はどうなる?
「AIの普及で社労士の仕事がなくなる」と言われることもありますが、
現役社労士の実感として、それはあり得ないと思います。
むしろ、社労士の需要は増えています。
なぜなら、社労士は 「ヒト」に関する問題 を扱い、AIには代替できない業務が多いからです。
具体的に私が担当している業務
社労士の業務では、企業(使用者)と従業員の間の調整が欠かせません。
例えば、給与制度を見直す際に、
「法律上問題ないからOK!」と単純に決めてしまうと、
従業員の不満やモチベーション低下を招く可能性があります。
そのため、時には企業を訪問し、直接調整に入ることもあります。
「ヒト」に関する問題は、AIではなく、人間の専門家である社労士だからこそ対応できる領域です。
だからこそ、社労士の需要は今後も拡大していくでしょう。
まとめ|社労士は将来性のある仕事!
勤務社労士は安定、開業社労士は高収入の可能性あり
AIには代替できない「ヒト」に関する業務が多く、今後も需要が拡大
社労士の仕事は 「人」の専門家として企業を支えるやりがいのある仕事 です。
将来性のある資格なので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
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